株式会社フューズ

学びへ、一歩! -応援-

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異例の延期から一年、いよいよ東京オリンピックの開会式ですね!直接観戦・応援ができないのは残念ですが、テレビ越しでも応援の気持ちが伝わると嬉しいですね!!

そんな”応援”ですが…

 

自分が何かに一生懸命取り組んでいるとき。家族や恋人や友人が理解をしてくれて、応援をしてくれたらもっと頑張れるのに…と思うこと、ありませんでしたか?

特にやっていることに”反対されている時。”反対”が”応援”へ変わったら、もっとスムーズにやりたいことに集中できるのに、なんだよぉ…と思ったりすることがあります。

私事で言えば、ずっと行きたかった学校がありましたが、両親も、当時の担任の先生も大反対。兄だけが唯一味方に付いてくれ、応援し続けてくれました。

 

今回はそんな【応援】を得るため、又は逆の立場で、【応援】を自分がよりしていけるようになるにはどうしたらいいか、というお話です。

 

応援を得られるように、応援をもっとしていけるようにする為には、ポイントが3つあります。それは『共有・協力・応援』です‼

●『共有』=なぜ今、何のためにやっているのか。自分の希望を伝えるだけでなく、これをやることによって相手にもどんな良いことがあるのか、を相手と話(共有)します。逆の立場であれば、相手が何の為にやっているのか、すぐに否定する前に一度でも肯定してあげて、本当は何の為にやっているのか、『本人の考え』の部分を共有してあげます。

●『協力』=共有ができると、少しずつサポートをしてくれるようになり、協力を得られるようになります。また、考えを共有してもらった側はサポートしてあげたくなるものです。

●『応援』=協力の次には応援が始まります。共有が多ければ多いほど、協力が得られ、応援してくれるようになります。逆に言えば協力する側も、なぜ頑張っているのか理解できているので、より『応援する気持ち』になれます。

逆に言えば、反対や否定をされているということは、『共有している物がない』ということです。今取り組んでいることを一生懸命やった先に『良いことが起こる』イメージを持ってもらえていないのです。

 

 

今だからわかりますが、両親が当時「やめた方がいい、そんな学校に行っても時間の無駄だ」と何度も言ったのは、“難しいことにチャレンジするのは大変だろう”という優しさもあったと思います。そしてもう一つはその学校に行った先の未来に”良いイメージ”を持っていなかったのだと思います(情報が足りず、イメージできなかったのだと思います)。難しくて大変な思いをしたその先に、「良い未来が無い」と思っていたら、それを反対するのは当然です。

しかし自分では、「この学校に行けたらこれが勉強できて、あれができるようになって、将来こうなって…!」と、良い未来があると感じたからこそ一生懸命取り組むことができました。それを共有すれば、協力・応援を得られていた可能性があります。(どうせ言っても無駄だ)と最初から話もせずにいると、どんどん共有が減り、反対や否定が多くなる悪循環に陥ります。

そして唯一、ずっと応援をしてくれた兄。彼の興味がある分野だったので、専門的に妹が勉強をしてくれたら色々詳しく教えてもらえる!という期待が、兄にはあったのだと思います。兄は古本屋で専門書を見つけては買ってきてくれて、受験勉強中の私に毎晩コーヒーを淹れてくれるほど応援してくれました。確かに兄にはよく、将来的なことを話したり学んだことを一緒にコーヒーを飲みながら話をしていました。本当に楽しかった思い出の一つです。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?皆様には似たような経験はありましたか?

これからも、何かにチャレンジをする事がたくさんあると思います。反対をされてしまったら、まず『共有が足りなかった』と理解し、どんどん応援してくれる人を増やしていけたら、自分の努力もより有意義なものへと変わるのではないでしょうか。

 

(ちなみに、結果的に両親の反対を振り切り希望の学校へ入学しました😊想像していたよりずっと楽しく、より多くを身に付けることができたと感じています。両親も「あの時あの学校へ行って良かったね」と言ってくれています!あの時反対されても負けずに戦った、自分を誇りに思います😊でももし2回目があるなら…ちゃんと共有して、応援してもらいたいです!)